健康保険組合の紹介

 健康保険は、業務外の病気・けが、出産、死亡などの「いざ」というときの出費に備える目的でつくられた制度です。働く人と事業主が保険料を出し合って必要な医療や給付金を受けられるようにし、皆さまの生活の安定を図ります。

 私たちの健康保険組合は、国が行う社会保険制度のひとつである健康保険法に基づく健康保険事業を運営する「保険者」として、昭和38年1月1日に厚生労働大臣の認可を受けて設立された公法人です。
 健康保険組合では全国健康保険協会にはない独自の事業により、被保険者とそのご家族(被扶養者)の皆さまにより有益な事業ができるように努めております

健康保険組合の事業

【保険給付】
業務外の病気・けがのときに医療費を負担します。
また、出産や死亡のときなどに各種給付金を支給します。
【保健事業】
病気の予防、健康の保持・増進を図る各種事業を行います。

民間企業で働く人の健康保険制度の種類

 わが国は「国民皆保険」により、国民の誰もがなんらかの医療保険制度に加入することになっています。医療保険には勤め先などによっていくつかの制度がありますが、その中でも主に民間企業で働く人を対象につくられているのが「健康保険」で、次の2つがあります。

  • 健康保険組合(組合管掌健康保険)
    一定数以上の従業員のいる事業所や、同業者どうしで設立。厚生労働大臣の認可を受け、政府にかわって「健康保険」の事業を運営する。
  • 全国健康保険協会【協会けんぽ】(政府管掌健康保険)
    中小企業等で働く従業員やその家族の皆さまが加入されている健康保険(政府管掌健康保険)は従来、国(社会保険庁)で運営していましたが、新たに全国健康保険協会が設立されました。この協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」といいます。